お盆前であるが、新潟市へ移動して毎年恒例の祖母家への訪問。
いつも家族で一泊して、近くの日本海の海で子ども達を遊ばせていたが、祖母の高齢を考えてやめておいた。
お昼頃に新潟市について、祖母を連れてお昼を食べに行き、1時の予定のお坊さんを呼んでのお経待ち。
が、1時を過ぎても全然来ない。
途中痺れを切らし、電話をかけてみるが、留守番電話に。
結局2時にくるまで3度も電話をかけてしまった。
きたきた、と思って、家に入ってきたと思ったら、顔も合わせずに仏壇の前に座ってお経を読み始め。
5分程度で終わってそこからお茶を飲んで少しゆっくりしていくと思ったら、お布施をもらって早々と帰っていった。
祖母も母も少々驚いていた。結構包んだらしい。
ネットでお布施の相場を調べてみたら3~5万のようだった。
とすると、結構というのは5~10万の間だったのではなかろうか。
5~10万/5分とすると、1分1~2万か。。。
その後は新潟西インターから磐越道にのり、今日の宿の福島白河高原へ。
行くだけではつまらないので、途中に大内宿に寄った。
江戸時代における会津西街道の「半農半宿」の宿場である。
何度かテレビで見ていたが、昔の建物がそのまま残っている、素晴らしい観光地だった。
だが、娘は大内宿に向かう途中で早く宿に行きたいといい、そのためか大内宿についたら駄々をこねて始終一人離れて歩いていた。
折角、家族水入らずの旅行が始まったのに、早速である。
これには久々にブチ切れた。
大内宿に置いていこうと思い、車を発進させようと思ったところに娘がちょうど帰ってきた。
助手席においた娘に問い詰める。なぜ一人離れて歩いて、しかも帰ってくるのが一人非常に遅いのか。
小学校4年生なので容赦はしない。
余りに返事がないために、宿に行く途中に何線か知らないが、線路が見えたのでどこからの無人駅に寄り道して来る前を止める。
そこで娘に2万円を投げつけて、無理やり降し、プラットホームに連れていって一人でつくばへ帰れと命令する。
嫌だ帰りたくないと泣き叫びだす娘、こっちは一人で帰れと言い返す。
この会話がしばらくやまない。こっちは本気である。
そうして、無人駅のプラットホームでそんなやり取りを続けていたら、なんと本当に電車が来てしまった。
プラットホームに時刻表がなかったため、廃線か、または来たとしても滅多に来ないだとうと思っていた。
どうやら観光列車の路線のようだった。電車に絵柄が書いてあった。
これに乗って帰れ!とオヤジがプラットホームで叫んでいるため、電車は少しの間止まっていたようだった。
気のせいかもしれないが。。。
結局、娘には自分の意見をはっきり言わせ、こちらの主張も理解させ、一緒に車で宿に向かった。
疲れた。
ーー
ちなみに、後日に娘と寄った福島の駅を調べてみたところ、会津鉄道の「弥五島」駅というとこだったようだ。
ウィキペディアを見ると、旧日本国有鉄道(国鉄)会津線を引き継ぐ目的で設立された第三セクター方式の鉄道会社とのこと、1時間に1本だけ走ることになっている。
娘が本当に一人で帰ったとすると、確か夕方6時前だったので、
18:09発→23:23着5時間14分(乗車4時間10分)乗換:4回[priic]IC優先:10,993円(乗車券7,313円 特別料金3,680円)382.7km
18:09 弥五島
会津鉄道リレー129号・会津若松行
18:54着19:05発 会津若松
JR磐越西線快速・郡山行
20:15着20:42発 郡山(福島県)
JR新幹線やまびこ56号・東京行
22:00着22:14発 東京
JR山手線内回り・上野・池袋方面
22:18着22:30発 秋葉原 時刻表出口地図
つくばエクスプレス区間快速・つくば行
23:23
となった。
一応、その日のうちにつくばに帰れたことになる。
だが、もし本当に帰る気概があって、うまくチケットが買えたとして、どこかで補導されただろう。
そうしたら親に電話がかかってきて、児童虐待と、警察にこってり怒られたかもしれない。
娘への叱りは、オヤジにとっても博打であった。